Chase Bliss Audio Wombtone MkII (エフェクター/アナログフェイザー)(送料無料)
Chase Bliss Audio / Wombtone mkII 生まれる前のことを覚えていますか? このペダル、Chase Bliss Audio Wombtone mkIIは、暖かで重厚な、やさしく快適で、流体に満ちた、まるで子宮(Womb)の中のような音色の、最高峰のアナログフェイザーです。
Wombtone mkIIの入力信号は完全にアナログのまま出力されます。
しかし、全てのノブは小さなデジタルブレイン(マイクロプロセッサ)へと接続され、アナログエフェクトの制御を行います。
ギターシグナルは一切のデジタルプロセッサを通ること無く、一切デジタル化されず、最後までアナログ信号のまま出力されます。
デジタルの力を借りたエフェクトの制御が、アナログエフェクターではあり得なかった、今まで聞いたこともないような効果を生み出すのです。
Wombtone mkIIアナログフェイザーはオールアナログシグナルパスによるスムースなトーンで、70sヴィンテージフェイザーから、様々な個性的でサイケデリックなトーンを作ることができます。
初代Wombtoneから新たに搭載したMixコントロールや2、4、6段のフェイザーステージ切替えなど、様々なアップデートを施しました。
これによりフルドライシグナルからフルウェットのピュアフェイズヴィブラートまでを設定でき、より多くのフェイズシフタートーンを得られるようになりました。
●コントロール FEED(RAMP):簡単に言えば、これは魔法のノブです。
DIPスイッチでこのノブに何も割り当てていない場合、このノブはフェイジングエフェクトのフィードバックをコントロールします。
エフェクトそのものの厚みや濃淡をコントロールできます。
ドライシグナルには効果がなく、エフェクトシグナルにのみ効果があります。
時計回り最大に回せば強烈な、反時計回り最大に回せばかすかなエフェクトをかけることができます。
Mixコントロールと合わせることで、さらに細かな音色の調整ができます。
さらにDIPスイッチを使うことで、他の5つのコントロール(VOLUME、MIX、RATE、DEPTH、FORM)を個別に、または自由に組み合わせてアサインすることができます。
この時、モジュレートやランプ・アンド・ホールドをDIPスイッチで設定することにより、パラメータの値を揺らしたり、パラメータの動く方向などを設定できます。
つまり、このノブは、設定されたパラメータが最大または最小になるまでの時間(RampTime)を設定します。
例えば、Volumeパラメータを割り当て、モジュレート(Bounce)を設定すると、トレモロエフェクトを作ることもできます。
VOLUME:エフェクトレベルの設定です。
Wombtone mkIIは広大なヘッドルームを持ち、強いブーストが可能です。
ブースト回路は内部で昇圧されています。
また、このノブはRAMPコントロール、またはエクスプレッションペダルで操作することができます。
エクスプレッションペダルを使用すれば、ヴォリュームペダルのような使い方も可能です。
Wombtone mkIIのヴォリュームセクションはハイファイセットアップのオーディオフォングレードの音量調整と同等のものです。
MIX:ドライシグナル(原音)とウェットシグナル(エフェクト音)のミックスを調整します。
100%ウェット設定でフェイズヴィブラート、100%ドライ設定で原音がそのまま出力されます。
中間の位置で設定することで、様々なクラシックフェイズシフターの音色を表現できます。
Mixコントロールはフェイズシフターではほとんど搭載されていませんが、とても効果的なコントロールです。
RATE:フェイジングエフェクトのRate(スピード)をコントロールします。
このノブの設定は、タップテンポで上書きできます。
1-2-4(3-6-8) STG:(2-4-6)スイッチ:タップテンポの入力に対し、実際に設定されるテンポの倍率を切替えます。
通常は1倍、2倍、4倍の切替ですが、DIPスイッチにより、3倍、6倍、8倍に設定することもできます。
また、タップテンポをランピングコントロールに設定することもできます。
その時は、このスイッチで設定したテンポの半分のテンポとなります。
また、DIPスイッチでStagesを設定すれば、このスイッチはSTG:(2-4-6)スイッチとしても動作します。
2段、4段、6段のフェイズシフターステージを設定できます。
基本的に段数が増えると、スムースなフェイズシフターとなります。
DEPTH:フェイザーの揺れ幅(深さ)を調整します。
11時あたりに設定するとヴォーカルのようなトーンが得られます。
さらに時計回りに回せばよりワイドレンジなフェイズシフターとなります。
FORM:このコントロールは、モジュレーションのセンターポイントを設定します。
左に回すと、波形は素早くランプアップし、ゆっくりとランプダウンします。
右に回せばランプアップの時間が遅くなり、ランプダウンの時間が早くなります。
中央では対称の波形になります。
波形切り替えスイッチ(左側):モジュレーションの1サイクル前半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。
波形切り替えスイッチ(右側):モジュレーションの1サイクル後半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。
DEPTH、FORMと2つの波形切り替えスイッチを合わせて、ModuShapeエンジンと言います。
モジュレーションシェイプのコントロールに新たな世界を切り拓きます。
Bypassフットスイッチ:エフェクトのON/OFFを切替えます。
DIPスイッチで、モメンタリースイッチ(踏んでいる間だけエフェクトON)とすることができます。
バイパス時はトゥルーバイパスとなります。
リレースイッチの採用により、スイッチングノイズも抑えられています。
Tapフットスイッチ:フェイザーのスピードをタップテンポで設定できます。
ここで設定されるテンポは、常に最後の2回のタップとなります。
DIPスイッチにより、Ramp Timeの設定にタップスイッチを使うこともできます。
手前のトグルスイッチ:プリセット選択スイッチです。
右ポジションと左ポジションで、それぞれ1つずつプリセットを呼び出します。
中央ではマニュアル設定となります。
中央のLEDは、右ポジションでは赤、左ポジションでは緑、中央では消灯します。
プリセットできる設定は、各ノブの位置、トグルスイッチ、DIPスイッチです。
プリセットの保存には、右ポジションのプリセットの場合は右側のフットスイッチを、左ポジションの場合は左側のフットスイッチを3秒間長押しし、その後両方のフットスイッチを3秒間長押しすることで可能です。
プリセット選択中にノブを動かす等、パラメータの変更を行うと、LEDが暗くなり、プリセットの状態から何らかの変更が行われたことを示します。
それはまだ保存されていません。
もしその変更を保存したい場合、再度プリセット保存のプロセスを行います。
●入出力端子 IN:インプットジャックです。
楽器からのケーブルを接続します。
OUT:アウトプット・ジャックです。
アンプへのケーブルを接続します。
EXP/CV:エクスプレッションペダル端子です。
ステレオジャックです。
エクスプレッションペダルにアサインされるコントロールはDIPスイッチで設定できます。
世界中の多くのエクスプレッションペダルを接続し、使用可能です。
Chase Bliss AudioではMission Engineeringのエクスプレッションペダルを主に使用してチェックを行っています。
EP-1またはEP-25kを推奨します。
また、Wombtone mkIIでは0〜5VのCV(コントロールボルテージ)も接続可能です。
この時、Ring側がフローティングとしてください。
TAP/MIDI:タップテンポの入出力を行うステレオジャックです。
外部タップテンポの入力、またはWombtone mkIIのタップテンポを外部に出力できます。
Chase Bliss Audio Modified Empress Midiboxを用いてMIDIクロックとシンクロすることもできます。
MIDIについての詳細は後述します。
●電源・その他 Wombtone mkIIのCurrent Drawは50mAです。
駆動にはアルカリ9V電池、またはセンターマイナス、2.1mmの標準的な9Vアダプターを使用します。
インプットインピーダンスは500kΩ、アウトプットインピーダンスは1kΩ未満です。
●DIPスイッチ
- 商品価格:62,395円
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