13th Note (11) 未来を箇条書きにしてみると【電子書籍】[ 大江 千里 ]
<p>「本当に今だから言うけれど、あなたはおそらくダメだと思ったの」 ジュリア先生が口火を切った。
「とにかく出来上がっちゃってたから。
ポップスをやるときの癖っていうのかな、それが全て支配していて、これを壊すのは大変だろうなと思ったの。
でも今はそのときのことを笑い話にできる」(本文より)アメリカに来て4回目の冬。
大江千里はニュースクール大学ジャズ科の卒業を1学期延ばし、その間にやることを箇条書きにしてみた。
オリジナルジャズを作る。
NYでバンドを組みライブをやる。
レーベルを立ち上げる。
ビザを申請する。
まずは、ビザだ。
F1ビザ(学生ビザ)、OPT、アーティストビザ、グリーンカード。
すべてに可能性を賭けて、弁護士のピーターを訪ねた。
卒業直前、緊迫の第11弾!【読了時間 約22分】大江千里・おおえせんり■1960年9月6日大阪生まれ。
1983年デビュー。
2008年、ジャズピアニストを目指し愛犬ぴを連れてNYの音楽大学へ留学。
ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。
東京ジャズ、ブルーノート出演のほか、現在は米国を中心に積極的なライブを展開中。
日本家屋体験エッセイ『僕の家』全4冊、NYジャズ留学の前半を綴った「9th Note」シリーズは電子単行本『9th Note Complete』としても配信中。
2015年2月14日には3rdアルバム『Collective Scribble』発売決定!</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。
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